浅草文化観光センター

失敗しない屋上緑化システム「常緑キリンソウ袋方式」による屋根緑化です。屋根面ですので、飛散防止ネットで固定しています。浅草文化観光センターは、雷門前の台東区の観光案内施設です。1階は日本語・英語・韓国語・中国語対応の案内カウンターや外貨両替所、2階には観光情報コーナーが設けられています。最上階の8階は、無料の展望テラスとなっています。既存建物が築50年を過ぎ老朽化が進んだことから、2008年にコンペが行われ、隈研吾氏の案が採用されました。当初計画では高さ41.25mでしたが、街並みの調和を損なうとして浅草寺や地元商店街から反対の声が上がり、2mほど縮小し、高さ38.9mとなっています。2012年には、グッドデザイン賞を受賞しています。

常緑キリンソウ袋方式で屋根緑化を行った浅草文化観光センターの取材の様子です。テレビニュース2番組で放送されました。施工中は、マラソン大会の為前面道路は通行止め、材料の搬入は内部エレベーターのみ、最後は階段を使っての搬入と何かと大変な現場でした。
常緑キリンソウニュースVol.14(常緑キリンソウ 鳥取発世界へ)でも紹介しています。